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「ランサムウエア」が猛威!!サイバー保険適応ではない場合も身代金ウイルスでの企業の対応

情報セキュリティ

「ランサムウエア」とは、感染したコンピューターのデータを暗号化し、復旧するために身代金を要求するマルウェア(悪意あるソフトウェア)の一種です。被害に遭った企業や個人は重要なデータを取り戻すために、支払いを迫られる場合があります。サイバーセキュリティの強化やバックアップの取得、従業員への教育など、対策を講じることが求められています。

ランサムウェア攻撃の事例として、KADOKAWAは「ニコニコ動画」の運営に影響を受け、イセトーは複数の自治体との契約が影響を受けました。また、トレンドマイクロの調査によると、企業の平均復旧費用は約1億7689万円、復旧まで平均10.5日かかると報告されています。

サイバー保険の需要も高まりつつある一方で、身代金の支払いには懸念があり、これは保険の対象外です。

ランサムウェア対策としての入り口のセキュリティ強化は非常に重要です。特に、VPNデバイスからより安全な SSEや SASEへの移行、多要素認証の適用、サーバーの脆弱性対応などは侵入を防ぐための基本となります。これらの対策を最優先で行うことで、ランサムウェアによる被害を大幅に減らすことが可能です。

さらに、万が一の侵入やデータの損失に備えて、オフラインバックアップの重要性も無視できません。オフラインでのバックアップは、ネットワークが切断されている間は攻撃者から隔離されるため、セキュリティが向上します。

サイバー保険についても、確かに全てのリスクをカバーするわけではありませんが、リスク軽減の一環としての役割を果たします。保険は、特に財務的なリカバリーをサポートする面で有効ですが、ポリシーの詳細やカバー範囲を十分に理解しておくことが必要です。

最終的には、包括的なセキュリティ戦略が重要で、予防策、検出システム、対応計画、復旧策をバランスよく配置することが求められます。

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